- qDPC STEMx module v1.3.1のリリース
利用可能なメモリが限られている処理PCではOpenできないような大きな4D-STEM dataをファイルより直接読み込んでDPC信号が作成できるようになりました。データ読み込みとDPC信号生成を一体化することにより利便性が向上し、さらに処理速度が速くなりました。
現在のところ、この機能はGMS 3.4, 3.5で使用可能です。
- Spectrum Wobblerの更新
SI dataを取得中にDrift Correctionが行われると、energy driftの補正も同時に行われます。このため、スペクトルの移動方法がPrism Shiftであると、その時のzero-loss peakのズレ量も補正され、Drift Correctionの前後でスペクトル全体がシフトします。この対策としてスペクトルの移動方法のリストの最上位にPrism Adjustを追加しました。